高額修理見積を出されるタイミング
ピアノ調律のお客様より、
高額のピアノ修理料金に関するご相談をいただく事がよくあります。
その具体的な相談内容とは?
その1、ピアノ移動時
ピアノ移動時に運送会社の担当者から
お客様のピアノは古いピアノですので、オーバーホール(外装のクリーニングと弦の張替え、ハンマーフェルトの交換)をされた方が良いと思います。人件費を抑えるために外国にピアノを運んで作業をします。ですから今決めて下さい。と即決を促されます。
※運送業者と調律業者が提携をしていて営業されているようです。
その2、久しぶりのピアノ調律時
10年以上調律が空いていて久しぶりに調律を依頼された時に、調律師から『ピアノ内部にカビやサビが発生しています。アクションや鍵盤を持ち帰って修理・調整作業をします。』という内容で5万円以上の見積を提示されます。※私がお客様やピアノの先生から実際に相談をいただいたケースでは、ごく一部の調律金額がお安い業者がこのような手法で修理獲得に力を注がれているようです。
最適な対処方法
習っているピアノの先生に相談してみる!
ピアノの先生は定期的に信頼されているピアノ調律師にご自宅のピアノのメンテナンスを依頼されています。その調律師も先生からのご紹介ということであれば、そのピアノにとって本当に必要な見積を出してくれるとおもいます。
石田ピアノ調律事務所にセカンドオピニオンをきいてみる!
医師に対してもセカンドオピニオンを求めることが普及してきた時代です。
ピアノ調律や修理についてもセカンドオピニオンを依頼されてはいかがでしょうか?
私はヤマハ特約店○○○楽器で30年以上ピアノ調律業務を担当してきました。ネズミや虫害ピアノの修理や音楽ホールピアノのオーバーホールなど、多数の経験から対象ピアノに応じてピアノメーカー、ピアノ修理工房などへの外注も含めて総合的にピアノメンテナンスに携わってきました。お客様のピアノの状態に応じて適切な修理見積をご提案できます。
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